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ボクサーの課題


貴方がこれからもずっと愛するボクサーと一緒に暮らし、あるいは繁殖していくにあたり、避けて
は通れない考えるべき問題があります。

1つ目は、白いボクサーの存在です。
「全体の1/3以上」に白い毛色があるボクサーは、スタンダードでは認められておらず、これらの
ボクサーは生まれてすぐに「淘汰」されるのが大半でした。
しかし、動物愛護の観点からも、最近ではこの規定に反対の声が高まってきています。

2つ目は、ボクサーの断耳、断尾の可否についてです。
これまでのボクサーは、断耳、断尾されているのが当然のスタイルでしたしそれによって表現され
る凛とした表現がボクサーの魅力でもありました。
しかし、これについても動物愛護の観点から、ヨーロッパを中心にその正当性が問われています。
実際、ボクサーの原産国であるドイツでは、すでに断耳、断尾の禁止が法制化されており、現在
ドイツで生まれるボクサーの尾は切断されていません。

様々な意見があるでしょうが、今後もますますこうした動物愛護の風潮により、これまで当然とされ
てきた犬種特化的な慣習が崩されていくのはほぼ間違いなさそうです。

これらボクサー達にとっても重要な将来を決めていくのは、私達ボクサー愛好家なのです。
一度じっくり考えてみてください。


白いボクサーについて
ボクサーの断耳・断尾について

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