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ボクサーの歴史


<はじめに>

2015年、私たちの愛するボクサーの原産国であるドイツでは、ドイツボクサークラブ創立120周年を迎えました。
つまりボクサーが犬種として固定されてから100年以上を経ているわけで、その間、熱心な先人のボクサー愛好家達によって今日の発展に至りました。

今日の日本では、ドイツタイプとアメリカタイプのボクサーが存在しますが、以下の説明で登場するボクサー達は後代に大きな影響を及ぼしたボクサーばかりであり、今私達が飼育している全てのボクサーの先祖になります。

「血統」と聞くと難しいものだと思われがちですが、世界中の全ての生物が先祖の血と特徴を、少しづつ形を変えながら受け継いでいるのは確実です。ただ、家畜は古くから計画的に繁殖されてきたので、少し複雑に思われるのです。
血統による系統的な特徴(例えば代々受け継いだ美点や欠点)を変えるのは難しいことですが、犬やサラブレットの世界では、たった1頭の種牡が、あっという間に世界の血統地図を塗り替えてしまうことさえあります。

この記事をご覧になって、少しでも興味を持っていただければ幸いです。

ボクサー犬として初めて犬籍簿に登録された「ミュールバウアース・フロッキー」から、現代ボクサーの4大基礎犬といわれている「ジグルト v. ドーム」「ルスティヒ v. ドーム」「ウッツv. ドーム」「ドリアン v. マリエンホーフ」までのボクサー犬界の変遷を説明しています。

【参考図書】
「The Complete Boxer」第3版  著者:Milo Denlinger(アメリカ)
「Meine Leben mit Boxern」 著者:Friedern Stockmann(ドイツ)













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